僕がしょっちゅう通う
築地の会社の社員の間で、
今ブームな昼飯があります。
2016年にオープンした
「魚河岸食堂」という
フードコートのようなスペースに店を構える
「鳥めし 鳥藤(とりとう)」の
鳥そばです。
「鳥藤」は食通にとって知らない人がいないくらい
築地の有名な鶏肉屋さんです。
創業100年以上に亘り鶏肉、鴨肉ひとすじに和、洋、中全ての業務用食材卸として歩み続け、現在都内23区全域を自社便、市場便によって当日配達しており、豊富な食材を業務筋は勿論のこと、一般消費者にもお届け出来るような店頭販売及び、全国発送にも力を注いでおります。
(HPより)
築地や銀座の店ででおいしい鶏肉と出会ったら、
結構の割合でこの「鳥藤」に行きつきます。
もちろんこの「鳥藤」の存在は知っていましたし、
築地場外のお店で親子丼とかよく食べていました。
でも、「魚河岸食堂」という施設ができて
そのなかに「鳥藤」があるとは知りませんでした。
そして親子丼でも定食でもない、
そば(ラーメン)が今、社員ブームなのです。
今日は会社の人に誘われて
初めてそこに昼飯を食べに行ってきました。
エスカレーターを上がって
広い広場のその先に食堂の入り口があります。
入り口を入ると
まさに屋台のようなフードコートが広がっています。
これは外国人にはたまらないでしょう!
その入り口入ってすぐの右側に
「鳥藤」はありました。
メニューを大きく掲げるあたり、
やっぱりインバウンドを意識しているなあ、
という感じです。
さて、今日注文したのは
「鳥そば 全部乗せ」(1000円)です。
塩をベースにしたスープに
鶏肉が6枚乗っていて
その下に麺が隠れています。
スープはというと
見た目あっさり系なのかなあ、と思いましたが、
一口口にしたら、とんでもない!
明らかにコラーゲンたっぷりの
ちょいドロです。
黄金色のこのスープ、
限りなくおいしい!
逆行するようですが、
ピュアで清純な濃厚さです。
「何よ、このスープ!?」
みたいな感じで、
しばし麺を食べるのを忘れるくらいです。
とはいえ空いた腹に炭水化物は欠かせません。
麺をすすりました。
おおおっ?
これは描いていたラーメンとは明らかに違います。
どちらかというと、
ソーキそばに近いような麺です。
うどんとラーメンの合いの子のような
ちょっとボソボソした感じが
いい意味で想像を裏切ってくれます。
塩ラーメンとか
濃厚鶏ラーメンとか
世の中色々ありますが、
これは別次元のおいしさでした。
もしも築地に来たら、
是非行ってみてください。
築地を知る社員一丸となって
おすすめいたします!
万が一、そばじゃない気分だとしても、
「魚河岸食堂」には
海鮮丼とかフライ定食屋さんとかあるし、
コーヒーショップもあるので、
とても有意義な時間が過ごせると思います。